この作品すごく好きかも！
ストーリーは、仕事場ではもちろん家族からも軽んじられている見るからに冴えないダメ親父の主人公が、実はとんでもないスキルと実力を兼ね備えた人物だったという、まぁよくあるっちゃーよくある話。
何がいいかって、“切り捨ての美学”っていうか、説明しなくてもいい部分は徹底的に説明しない潔さがいい！
結局主人公の元の素性だって最後まで説明しないもんね。
まぁ戦闘スキルから見てFBIの凄腕捜査官だったんだと思うけど、素性を調べただけで悪側のハッカーは「この件から降りる」といって去っていく。
取り調べをしている警察官も目を剝く。
ひょっとしたらCIAだったかもしれない。
爺ちゃんも凄い。
でも説明しない（笑)
主人公の素性だけじゃなく色んな部分をハショっちゃってるのに楽しめる、そんな演出やテンポのよさを生み出すセンスが圧倒的に凄い。
面白かったなぁ！
ただねぇ…最近バンバン人を殺す作品が多いんだけど、結構残酷な映像をエンターテイメントの場に平気で出しちゃう感覚には非常に違和感を感じる。
軍需産業とかがスポンサーに入ってたりするのかね？
ちょっと感覚が麻痺しないようにっていうか、自分が洗脳されないように気を付けようと非常に感じる今日この頃です。
