このレビューはネタバレを含みます
とにかく中村佳穂さんの歌が美しすぎて、歌に引き込まれて観ている部分が多かったと思う。
高知出身なので、知ってる場所がたくさん出てきたのは嬉しかったけど、“U"の世界の怖さの方を私は感じていました。
正義は、いつも見る側が変わればどちらも正義であり悪にもなるな。とか、
人は自分の価値観で勝手に人を決めつけて、そしてその人の可能性でさえも抑え込んでしまう。
アベイルするか究極の選択を迫られるスズに、一番身近な友だちであるヒロちゃんが「この子には無理!」みたいに言うところが、なんかツラくて。なんで勝手に決めつけるねん、と。
自分の価値観を広げる努力をしないと、物の見方が狭くなるなと。気をつけようと、思いました。