ももさく

竜とそばかすの姫のももさくのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
2.0
ある事により歌えなくなった女子高生が作曲だけを生きがいに暮らしてきた。そんな彼女がUに参加しアバターとなった事で歌う事ができるようになる…。


U→インターネット仮想世界。もう一つの現実?。

As→U利用の分身、アバター。もう一つの貴方。

ボディシェアリング→自分ではない他の物に身体の感覚を共有できる。

アンベイル→アバターの姿を暴いて正体を明かす。

内藤鈴(中村佳穂)そばかすのある女の子。

久武忍(成田凌)バスケ部で人気の男の子。鈴の幼馴染で常に気にかけている。

千頭慎次郎(染谷将太)カシミンと呼ばれるカヌー部所属の男の子。

渡辺瑠果(玉城ティナ)吹奏楽部所属の美人。

別役弘香(幾田りら)鈴の親友。

ジャスティン(森川智之)自警集団「ジャスティス」のリーダー。アンベイルする効果がある緑色の石を持っている。

他登場人物→ともくん、けいくん他。

他声出演者→佐藤健、役所広司、森山良子、清水ミチコ、坂本冬美、岩崎良美、 中尾幸世、ermhoi、水卜麻美、桝太一、宮野真守、島本須美、 石黒賢、 HANA、 津田健次郎、小山茉美、宮本充、牛山茂、多田野曜平。

登場アバター→ベル、ジャスティン、ジャスティス達、ペギースー、天使、竜他。

「現実は、やり直せない、でもUならやり直せる…」

テレビでやってた時に録画しといて放置してたのをやっと鑑賞。

最初ほぼ予告で見たシーンばかりだったけどそれでも映像だけは美しいと思いました。

そもそもボディシェアリングってやつを自分が体験しない限り理解出来ない…あー、私、苦手なタイプの映画かもしれないと思いつつ見ました。なんせ、とっても人気のサマーウォーズも苦手でして…。

主人公が住んでる所は高知県の田舎だけど、やってる事は現代的でサマーウォーズと同じように見えた。

川、炎上、鯨、家庭の問題、大合唱も印象的。

人には知られたくない事を違う世界でオープンにしちゃえ!みたいな?。まぁみんなあるわな。

薔薇とか名前がベルとか野獣とか…美女と野獣っぽい雰囲気は、あえて?そうしたんですよね?。ジャスティンは美女と野獣で言えばガストン的な?。

鈴に気を遣ってくれてる父親に対して冷めてるのが子供っぽいと言うか…お母さんいなくて一番つらいのは、お父さんでしょ?それくらいわかる年齢なのに自分だけ閉ざしててイラついてしまった。

ベルの声はキャラクターに合っていないように感じて微妙でした。「未来のミライ」の時の上白石萌歌みたいな感じ。下手では無いのにキャラに合っていない。中村佳穂という方の歌い方、喋り方は手嶌葵のような感じにも聞こえた。

ゲロ吐くとか血を流すってのもあんまり好きじゃなかったな。

声優初めてとは思えぬYOASOBIの幾田りらが一番うまくて合ってる感じがしました。声優が芸能人ばかりでも気にならない時は気にならないけどこの作品は全体的に声が合う合わないや下手さが気になって集中できない作品だった。

アバターのあの人は誰なのか的な部分も、きっと楽しみの一つなんだろうけど、そこも別に…って感じで結果良かったね!って感じもなくスッキリもしなかった。

いい所があまり見つけられない作品でした。歌と映像を楽しみたい人向けに感じました。

「助ける、助ける、助ける…」