理か

1秒先の彼女の理かのネタバレレビュー・内容・結末

1秒先の彼女(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと想ってくれていた


父ふらりと、家出?だったのか。
娘ヤン•シャオチーは、
郵便局に勤め窓口業務。
公園で声かけてきた自称ダンス講師のウーに
映画誘われる。弁当迄貰う。
映画を観てヤン•シャオチーは人より先に笑う。
ウーは、施設の子供の為にお金が要ると言う。
ヤンは以心伝心ゲームの練習をして明日の
バレンタイン大会で優勝して賞金ゲットしようと約束。
朝起きてバスに乗って約束場所に向かうが‥。

起きると明日だった。
バレンタインデーは昨日になっていたじゃないか。
ウー来ない。行方不明。

突然ヒューズが飛び、真っ暗。
ヤモリのじいさん登場。長細い舌で蚊をペロリと。
そして、過去の無くし物箱を渡された。
中身は、本人でも覚えていない数々、鍵発見、
何の鍵か。

リウがバスに乗ってウーを尾行していると、
台湾の極道が数人乗って来てウーを脅す。
極道の姉がウーに騙されて金を騙し取られたから
何倍かの金を脅し取りに来たのだった。
ウーという人間の正体を見てしまったリウ。

突然世界が止まったので運転手放り出しリウ運転交代。
ヤン一人乗せて走り出す。
リウ、ヤンに語りかける。
悲惨な過去、励ましてくれたこと、
文通のはずが住所がわからず私書箱止まり。

彼女をおんぶして、海辺まで行き、
砂浜で彼女にポーズさせて写真を撮る。
流木で相合傘作り二人で記念撮影。
だいぶ日焼けして顔が真っ赤になった二人。

期せずしてヤンの父乗って来る。父だけ動く。
ヤンに語りかける父、
出て行った日ビルから飛び降りようとしたが、
今のように世界が止まり、断念せざるを得なかった、
これは生きよ、ということだと解釈して
とにかく生きて来た、と。
なぜ世界が止まりリウや父だけ動けるか、
人より時間が遅い分を長年足すと
神様が一日分返してくれたのさ、
と言い下りて行った。
その前にヤンとのツーショット。

服を着たままベッドに横たわるヤン。
そっとおでこにキスして帰るリウ。
遅刻だぁ〜とバレンタインデー大会会場に行っても、
誰もおらず昨日だった、終わったと言われる。
あの鍵の合う郵便局私書箱を探してあちらこちらへと。やっと見つけると中から大量の手紙。
中にはたくさんの写真が入っていて見て驚く❣️
差し出人を見て昔を思い出した。

363日後、
あの私書箱のある郵便局に移動したヤン。
とうとうお待ちかねのリウがやって来た。
思わず涙を流すヤン、
少し遅れて泣くリウ。
言葉を交わさずとも二人の心は繋がっていた。

エンドロールで種明かしのような写真の数々が映し出されて観客も飲み込めた顛末
理か

理か