"イン・ザ・ハイツ"ばりに【不遇さを、彩りや元気で押し返していく筋肉映画💪】
なんだ?このハイテンション?
小説⇨スピルバーグの映画⇨ブロードウェイミュージカル⇨再びミュージカル映画化されたこのコンテンツは、なるほど、再び作られた意味を感じました。
そのスピルバーグ版とストーリーの基本は同じながら、切実でヘビーな描写と、音楽&ダンスが創る高揚感と軽やかさが、映画らしい最高に美しいバランスを作り上げています。
思いどおりにいかない人生にも光が射し、意を決して立ち上がる…
その流れを【ミュージカル仕立てにすることによってむしろ真っ直ぐ伝わってきて】驚くのです🤯
振付や編集も変に気を衒わず、このジャンルのお手本のようで、有無を言わさずア・ガ・る☝️☝️
キャスト陣は総じて渾身の演技と歌唱力を披露。
主人公セリーが覚悟を決める瞬間…
ソフィアの圧倒的な【ダンプ松本感】と悲劇のコントラスト…
アリエル🧜♀️じゃねえや、ハイリーベリーによる至高の歌声…
などなと、あちこちに本能が揺さぶられるシーン盛り込んできましたよ。
ただ、カラーパープルの旧作たちにも感じた足りなさとして【主人公の心境変化や行動に、能動的なことが少ない】。
つまりコトが動くときには偶然や運、他者からの影響が大抵の理由であり、自分で考えて行動することがあまり無いことが、不満点なのです😕