いの

アクアマン/失われた王国のいののネタバレレビュー・内容・結末

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ジェームズ・ワンとジェームズ・ガンとマイケル・マンがごっちゃになってるカタカナ弱者です。申し訳ございませんっ💦 えーと、この映画の監督はジェームズ・ワン、φ(..)メモメモ


前半、途中から途中までスヤスヤしたのにもかかわらず、偉そうにスコアつけてしまいますが、大目にみてくだされ! 前作、好きだったなー(しみじみ



2点について記しておきたいのでそうします。

① 深海の奥底にある“失われた王国”に向かうとき、兄弟で「ここは最後のフロンティア」だと言う会話がなされるのだけど、「フロンティア」はそこに向かう者にとっては理想や希望を含んだ場所に向かうことだと思っていたので(実際がどうであれ)、これから破壊する“王国”を「(最後の)フロンティア」と称してよいものなのか疑問。破壊する場所を「フロンティア」と意図的に表現しているとするのならばそれはそれで怖い(←そのことについてはこれから自分で考えてみようと思う)。しかし、そこにはスター・ウォーズを想起させるような酒場があり、ここにも西部劇の一端をみたり。と、わたしはいい気になっちゃった笑


② はげしく不満な場面(ネタバレあり)

ブラックマンタって、雑な扱いを受けているのでしょうか。最終決戦として勝負するほどの大物として描かれているわけではないと思うから、あのような展開でも構わないです。でも、そもそも前作でアーサーがブラックマンタのお父さんを見殺しにしたことに端を発しているのだから、今作では落下していくブラックマンタにアーサーが手を伸ばして救おうとするのは当然のことだし、そうしなければなりません。ブラックマンタが救おうとするアーサーを拒否るのはいい。それも納得する。問題はその後です。拒否って落下していくブラックマンタに対して、アーサーは“あ、そっ”的な態度でさっさと次の行動に移るのです。(しかもブラックマンタからみたショットなのでアーサーがブラックマンタを見捨てたように鑑賞者は感じます。) それが納得いかん! 救えなかったことへの悔悟を一瞬もみせないで、“さ、次いこ、次!”でよろしいのでしょうか? アーサー(アクアマン)は本当にヒーローなのでしょうか? もしかしたら、次回作にも、実は生きているブラックマンタが登場するとかいった伏線なのかもしれないけど(次回作があるのかもしらないし、ブラックマンタのその後もわたしはわかっていないけど)、下降していたわたしの気持ちに拍車がかかったことは否定できません。

それから国連加盟、そしてスピーチって、これはワガンダの話だったのか!(そういえばロキの話もちらっと出てきていったいなんなん?) 


映像の気持ち良さもあまり感受できなくて残念。でもそれは、わたしの感受性自体に問題があるかも。でも、ベイビーちゃんは可愛かったわね♪ 笑い声も♪



 *

「南太平洋のどっか」といった表記が少なくなったと思う(起きて観ていた限りにおいて)
いの

いの