山本Q

アクアマン/失われた王国の山本Qのネタバレレビュー・内容・結末

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

まずは俺らのジェームズ・ワンの新作とあれば尻尾を振って見に行く。
気づいたら始まってたので前作を見直す暇もなくIMAXで鑑賞。あんまり覚えてないけどそういう映画でもないので多分大丈夫。

 映画はちゃんと面白かった。何よりも続編の楽しさを優先した作りになってるっぽい。驚きや裏切りは無いけど順当に前作の楽しさを延長してくれてた。
 コロナやらアンバー・ハードの裁判やらストライキやらとあらゆる荒波に揉まれたであろうことを考えると感慨深い。

 アクアマンは久しぶりだけど、ジェイソン・モモアは久しぶりじゃ無くてキャラが掴みづらい。「ジャスティス・リーグ」から比べると、かなりキャラ変わってるような……
 アクアマン単独作品辺りからジェイソン・モモア個人の魅力が見え隠れするようになって、「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」でジェイソン・モモアのパーソナリティがバースト。もう「ジャスティス・リーグ」の頃が不自然に思えてきた。ファイヤーブーストを経て、アクアマンってどんな人だっけ調整がちょっと必要だった。それらを飲み込んで益々魅力的なジェイソン・モモアが楽しそうで見てるこっちも楽しい。
 ジェームズ・ワン作品のファンとしては、やはり期待のパトリック・ウィルソンがなんかいい感じ。モモアがハイテンションな分、落ち着いた雰囲気だけど、妙に魅力が増しているように見えてよかった。色気が加わったような。アンバー・ハードはあんまり出番は無かったように見えたけど相変わらず美人。そしてもう一人の美人ニコール・キッドマンにびっくり。アクションシーンはCGだろうけど、相変わらずの美ニコール・キッドマン。いくつだ?
 クレジットで気づいてびっくりしたけど、ドルフ・ラングレン出てた。そうだったんだ。前作にも出てたらしいけど全然気づかなかった。
 主役の次に出番が多かったんじゃ無いかと思ったアジア系の男博士と、セリフらしいセリフはないけど妙に気になる部隊長みたいなアジア人女性も印象に残る存在感でかなり良かった。あの佇まいは何なんだろう。

 DC大作としては久しぶり。ジェームズ・ガン体制移行前のザック系最後のDC作品。という感慨はあんまり無かった。自由にのびのびとしてて楽しくて良かった。
山本Q

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