R.I.P DCEU(2013～2023)
DCEU最終作がモモアマンの続編になるだなんて誰が想像しただろうか。マン・オブ・スティールから始まったスナイダーバースは紆余曲折あって完遂出来ぬまま終わってしまった。
MCUほど支持されていたシリーズではなかったが、せめて世界観やアートスタイルはある程度一貫して欲しかったところ。
DCEUの失敗はワンダーウーマンの1作目を除いて本作やフラッシュ、シャザム、ブラックアダムなどスピンオフ作品が余りに幼稚過ぎて本筋との温度差が開き過ぎたのが要因だと感じる。
色物キャラの多いDCのチームアップはそもそも実写化に向いてなかったと言える。
演技力がプロレスラーの域を超えぬ危ういモモアマンが本作では更に暴走気味で、NGシーンかと思うほどヤバい悪ノリなカットもちらほらあった。オーム役のパトリック・ウィルソン(唯一良かった)が居ることを他所に横でモモアマンがやりたい放題やってます。
裁判で炎上したアンバー・ハードは、これまでより控え目でそこまで気にならず。脇を固めるニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレン、テムエラ・モリソンらの活躍も楽しめる。
あとジェームズ・ワンのパクリが酷い。オマージュって言っときゃ何とでもなるやろって聞こえてくるほど、枚挙に遑がない。開き直るにしてももうちょい真面目にやれよ..
ジェームズ・ガン率いる新体制のDCUは今のところスナイダーバースを超えることはまずないだろうし、また頓挫の嵐になりそうな予感
