◼︎概要
若者達が乗った車がパンクし、たどり着いた奇妙な村で儀式と称した奇行に巻き込まれる…。
◼︎感想(ネタバレなし)
なかなか変わった作品で短い尺で終わるのもいいのだが、いかんせん疑問が多く残ってしまう。
なんというかいくつかの作品を足し合わせたような不思議な作あっという間に終わってしまうので、ある程度ご都合でもまあいいかと思えるのは面白いところ。
なかなか攻めた邦画でした。
◼︎感想(ネタバレあり)
・ガンニバルとべいびーわるきゅーれ
主軸が完全にガンニバルで、監督がべいびーわるきゅーれの時点でホラーではないのだろうなとは思ってはいたが、バリバリのアクション展開で完全にテンションもべいびーわるきゅーれ調。
序盤のウザいパリピどもが死んでいくのは、ディセント的な序盤のなんだこれはと鬱屈したのを途中から巻き返す方式なのは良かった。
しかし、まぁ本作もそうだが、日本であって日本ではないパラレルな独特な世界観として観るのが良いのかな。
・銃火器の適当さ
いつもドラマや映画で気になるのだが、あの形は手榴弾は破片式で、爆風によるダメージではなく、爆発により外装が破片として飛び散ることによるダメージのもの。
それにあの爆発力をなぜか持ってるとしてなんで他は無傷なのか…と気になってしまう。
あとは二連式ショットガンなんだから、二発撃った後なら再装填するんだから銃拾って撃てよとか…なんかいい加減だったなぁ。
・総評
飄々と人を殺していく復讐組の組織がよくわからないし、村人はよくわからんくらい多いしで色々謎だらけ。
おびんたわらは最後はヴェノムみたいな扱いになってるし…。
ホラーと思いきやアクションの転換や、序盤の陽気な学生達がすぐ死ぬなど、色々とコロコロと変わる展開は面白いが、あまり好みではないかな。
べいびーわるきゅーれより台詞が聞きやすかったのは助かったが、演技はひどかったし、アクションもカメラワークでなんとか誤魔化してる感は否めなかったかな…。