【１／２】
ふぅ・・・・・・。
そりゃ、ある程度は知ってたよ、結構ヘビーな映画だってことはね。
前作も観たいとはずっと思いつつも、大好きなモニカ・ベルッチが酷いことされちゃうっていうのがキツくてずっと先延ばしにしてた。
それはまるで「気になっているのに見れない」という、『扉全開の女子更衣室』のような映画だったのよ（ちょっと違う？）。
それでも、やっぱりずっと気になっていて・・・っていう僕の心を知ってか知らずか、このタイミングで「STRAIGHT CUT」が公開されるとなって、まるで神様から≪♪観るなら今しかねぇ（黒板五郎風）≫という暗示を受けたかのような感覚。
今作は「エンディングテロップから始まって時系列を遡ってオープニングまでいく」という挑戦的な構成の前作とは真逆の、いわゆる順行に「戻した」逆転完全版。
これによって、「あの夜」に起きたことを彼らと共に「追体験」しながら、悪夢の螺旋階段を一緒に降りていくような感覚を味わうことができる。
たぶんだけど、もしかしたらこの狂ったゲームのような世界観は「どちらから先に観るか」が問題なのではなく、両方観て初めて完結するものなのかもしれない。
未来は「無知だった過去」を嘆き悔やむのか・・・
現在から見た「未だ自分に訪れない未来」は人事でしかないのか・・・
とにかく「覚悟」が必要なくらいにエグい作品。
でも・・・波長が合ってしまうともの凄いスピードで脳に直接飛び込んでくる危険な作品でもある。
ちょっとだけ「コメ欄」に残します・・・。
