アレックス STRAIGHT CUTの作品情報・感想・評価・動画配信

「アレックス STRAIGHT CUT」に投稿された感想・評価

現在はトップクラスに好きな監督ギャスパーノエの初めて見た映画はアレックス(通常盤)で、その余りにも理不尽な暴力性や残虐性に当初は目を背けたくなり嫌悪感を覚えた事を思い出した。

ファンタジーでなく現実で起こり得る事を描いているその様は、悪趣味な都会の大人の映画であり現実から目を背けず真摯な愛を持った映画とも言えるだろう。

通常版見た人には見てほしいし何ならこっちを先に見るのも分かりやすい。
大好きだけど人にオススメはできない映画。
なも

なもの感想・評価

4.0
あらすじなど一通り目を通し、覚悟を決めて劇場で鑑賞(落ち込むだろうと思い昼間の上映時間をわざわざ選択)

個人的にひとつの作品を観て喜怒哀楽の全てをフルに感じられたのではないかと。
初鑑賞がこちらstraight cutの方でよかったかもしれない。時系列が正されてスッと物語が入ってきたから。
最初のアレックスとマルキュスの日常が本当に好き。こういうなんてことのない風景がたまらなく愛おしく思えた。

それからは “最悪” を終始見せつけられて疲弊。
9分間のシーンは地下道に入る瞬間から心臓バクバク。胸糞だという気持ちと怒りの感情がごっちゃになるなんともいえない初めての体験。

マルキュスがキメていたとはいえ、わたしも大切な人が酷い目に遭えば見境がつかなくなるほど怒りに支配されてもおかしくないよなと。
だからこそレクタムでのテニアのしたり顔?に物凄く腹が立ちました。
これ仮にアレックスが一命取り留めても、彼女の心の傷は癒えないだろうし、テニアはピンピン、ピエールお縄のマルキュス自分を責めまくりでどの道最悪ですね、、、

通常盤も観たいけれど、9分間の箇所をもっかい観る必要があること。そして冒頭のスターチャイルドのところに辿り着いた時、今度は『この後あの惨劇に見舞われるのか、、、』というまた違ったやり場のない気持ちに見舞われること必至なので未だ遠慮しています笑

けれどもノエ作品に出る建物や美術の雰囲気が好きだし、なんだかんだ映画館で観られたことに感謝したくなった作品。
このご時世、このような作品は映像化できても上映するためのハードルは当時より更に高いかもしれませんし。
今回よく無事に上映できたよなあ。

鑑賞中さまざまな感情が爆発したのにも関わらず、最後はこの作品を生み出したノエさんと上映してくださる劇場・配給会社さんに対する感謝の気持ちでいっぱいになり、帰路につくという不思議な体験。

この日帰り道はなるべく大通りを通るか、後方をしきりにチラチラしていたかな。

ベートーヴェンの第七が流れましたが、恐らく園子温監督はこれを観たこともあり、『愛のむきだし』でのローマ人への手紙のシーンでこの曲を使ったのかなぁとふと思いました。
オリジナル版は未鑑賞。
いろいろと胸糞映画だった。
あんな彼氏ないわぁ。
パーティーでの振る舞いや彼女を一人で夜に帰らせるとか最悪。
タクシー運転手もかわいそうだった。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.0
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-427
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋とにかく不快。。。20年前にもオリジナルを観て同じ気持ちになった事を思い出しました。確かに“芸術”“挑戦”“衝撃”という意味では評価されているのは理解しますが、個人的には好きにはなれない作品です。

🖋2002年の第55回カンヌ国際映画祭最大の衝撃作と宣伝されたオリジナルの『アレックス』、イタリアの至宝とまで言われた女優モニカ・ベルッチが受ける陵辱と、その復讐劇の衝撃的な映像、エンディングテロップから始まり時系列を逆から描くという挑戦的な構成で、賛否が巻き起こった作品。本作は、そんなオリジナルを監督自らが時間軸に沿った物語へと再構築し編集した“逆転完全版”とも言える『アレックス STRAIGHT CUT』として生まれ変わらせた作品です。

🖋なるほど、オリジナルとは違った作品の感覚になるのですが、時間軸に沿った物語にしたが故に、オリジナルより不快感が増大。SEX、ドラッグ、ホモ、レイプ、殺戮。。。光の点滅や、映像の倒錯、不安を煽る音楽と過剰な演出がより不快感を増大させます。

🖋映画としては、私たちのささやかな幸福は何の理由もなく一瞬にして壊されること、そして何もそれを止めることはできないという無慈悲な現実を突きつけているようですが。。。

🖋やっぱりチャレンジングな作品と認めつつ、どうしても好きになれない作品。。。レビュー点数低くてすいません!!

☠️Story:(参考: 公式サイト )
恋人のマルキュスと暮らし愛に満ちた幸せな日々を送るアレックス。ある日、共通の友人でありアレックスの元恋人のピエールと共にパーティーに呼ばれた。急な故障で車を出せなくなったピエールは不機嫌で、未だ未練があるアレックスに対しての愚痴が止まらない。そんな彼を受け流しながら地下鉄で会場に向う三人。しかし、パーティーでハメを外すマルキュスと些細なことで口論になったアレックスは、心配するピエールを振り切り途中で帰ってしまう。一人で夜道を歩くアレックスはショートカットのために普段は使わない地下道で突然男に襲われ、激しく暴行を受け凌辱されてしまうのだった。変わり果てたアレックスの姿を見たマルキュスは、自責の念に駆られ絶望し、怒りに任せて犯人を探し出そうと夜の街を彷徨い、ピエールは落ち着かせようと同行する。

🔸Database🔸
・邦題 :『アレックス STRAIGHT CUT』
・原題 :『Irreversible - Inversion Integrale』
・製作国 : フランス
・初公開 : 2020
・日本公開 : 2021/10/29
・上映時間 : 90分
・受賞 : ※※※
・監督 : ギャスパー・ノエ
・脚本 : ギャスパー・ノエ
・原作 : ※※※
・撮影 : ブノワ・デビエ、ギャスパー・ノエ
・音楽 : トーマ・バンガルテル
・出演 : モニカ・ベルッチ、ヴァンサン・カッセル、アルベール・デュポンテル、ジョー・プレスティア

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督が2002年に発表し、過激な描写で賛否両論を巻き起こした問題作「アレックス」を再編集。エンディングテロップから始まり時系列を逆のぼるという挑戦的な構成で描いたオリジナル版を、ノエ監督自らが時間軸に沿った物語へと再構築した。恋人マルキュスと幸せな毎日を送るアレックスは、元恋人でマルキュスとの共通の友人でもあるピエールと3人でパーティへ出かける。パーティでハメを外すマルキュスと口論になったアレックスは、心配するピエールを振り切って1人で帰路へつくが、地下道で男に襲われ激しく暴行されてしまう。変わり果てたアレックスの姿に絶望したマルキュスは、怒りのままに犯人を探し出すべく夜の街をさまよい、ピエールはそんな彼を落ち着かせようと同行する。モニカ・ベルッチが主演を務め、恋人マルキュスをバンサン・カッセルが演じた。
恋人が全部の原因だが、とにかくタバコの灰が落ちないかが気になる
yuto

yutoの感想・評価

4.8
オリジナル版もすごく好きだけど、ストレートカット版も素晴らしかった…!
フラッシュが冒頭に移動してるというだけでトキメキ。
ストレートカットだと、アレックスというよりマルキュスの話に変化していたかな。
時間軸が正常でも逆行でも、どちらにせよ完璧だった!すごい!
物語はとんでもなく悲劇的。カメラワークも滅茶苦茶。終始暴走している映画。ギャスパーノエの美的感覚むきだし!
SatY

SatYの感想・評価

3.0
ベルッチとカッセルのパワーカップルは、美の暴力のあまり内容が頭に入ってきません。
チープなエモさと暴力で自己愛に酔ってる邦画にキレそうな方へ、この元パワーカップルの再共演というエモさと、安っぽいようで下品すぎないバイオレンスをお勧めしたいです。

このレビューはネタバレを含みます

 昨年見たけど、フランス映画振り返っていたら、この映画を真っ先に思い出した。

 自分はオリジナル版を見ずに、通常盤を劇場で鑑賞。何見ようかなと迷って『ビルド・ア・ガール』と迷ってこの映画。
 全然、内容知らなかったので、こんな映画だったのかとびっくりしました。

 やはり、9分間のアレックスがレイプされるシーンは壮絶でした。
 このアレックス役のモニカ・ベルッチって、エミール・クストリッツァの『オン・ザ・ミルキー・ロード』に花嫁役の人だと初めて知った。

 犯人への復讐しようと探し出す恋人のマルキュスに、制止しようとしてアレックスの病院へ行こうと言っていた元恋人のピエール。
 結局、犯人を見つけたら、そのピエールがマルキュスよりも怒りに燃えて、犯人を撲殺してしまう。顔をグチャグチャにするほど。
 
 この3人の関係性も興味深いところがある。なぜ、アレックスはこんなに好意を持ち続けるピエールと別れて、言葉悪いけど、ちゃらんぽらんなマルキュスと付き合ったのだろうと考えてしまう。

 オリジナル版だと、アレックスが妊娠することが分かるシーンのところで終わるのかな?そっちの方がまだ救いのあるような。

 オリジナル版も見てみます。
JinRock

JinRockの感想・評価

2.5
2022年47本目
オリジナルより話の展開はわかりやすいけど、オリジナルの方がインパクトがある!
内容よりもインパクト重視。
オリジナルを鑑賞した時、女性が数名出て行ったのを覚えちょる。
せい

せいの感想・評価

3.6
ずっと見たかったギャスパー・ノエの「アレックス」。こちらは時間が正常に進む編集をしているそうだが、実際見てみて、これ逆からの再生だったらまじで意味分かんないだろうなと思った。
当然、例のトラウマシーンは嫌なのだけど、個人的には電車の中で元彼と今彼と主人公で自分達のセックスについて大声で話すシーンがとにかく心がざわざわした。
そういう話は公共の場ではしないのよ…。
いつか本来の逆再生の方も見てみたい。
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