おもしろい…映画作りが大好きな監督なんだな。
二本続けて観ると、感情基軸がずれてきた。以下、内容に触れています
前作で、私は小柄なピエールの未練のかたまりアレックスへの切れない愛情と相手を気遣いためにと言いながらアレが不得手な言い分をだらだらと出してしまう性格が、明るく軽いヴァンサンより人間味があって気に入っていたのだ。だから、この一般人が、狂気へと踏み外したあの瞬間は強烈でした
それが、今作は出だしがあの場面から開始されるという理由もありますが、完全に自分はアレックスになっていた。レイプされる時は恐怖より怒りしかなかった
2回見ると👁️最後の映像は生理が遅れている彼女はトンネルに誘導され、外道に侵され出血した。彼女の赤いトンネルからは腕をへし折られた男と、人の顔をぐちゃぐちゃにしてしまった男が出てくる。あの直腸という意味のレクタムというクラブとそこに通じるトンネルで何もかもがが変わってしまった
ほんとうは彼女のトンネルは産道で、そこを抜けると青い空とあの瞬い横たわる姿に通じていたはず…と思わせました
