試写会にて鑑賞しました!
森の小道を抜けて出会ったのは、小さなママでした。
幻想的で白昼夢のような映画。
大傑作です。生涯ベスト級。
子供時代を母娘で共有することで生まれる共鳴と優しさに、愛おしさが止まりません。いつまでも余韻に浸っていたい。なんて美しいんだ。。。。。。
色彩を対比させる画づくりも印象的です。
赤と青の衣装が、彩り豊かな森の中で輝いていました。
母娘を題材にした作品の中で、娘が世界観を理解しストーリーを引っ張っていく展開は他に類をみないので、非常に見応えがあります。
「未来から来たの?」
「ううん、庭から来たよ」
的な会話がお気に入り。
ネリーとマリオンがとにかく可愛らしいので、ずっと観ていられます。実の姉妹(双子?)との事で、仲良しなのが画面越しに伝わってくるので微笑ましいです。ノスタルジー。
邦題はもっとどうにかならなかったのかなあとは思います。原題のPetite maman(小さなママ)の方が興味をそそられるのにな。
セリーヌシアマ作品はトムボーイに続き二作目だったのですが、この方大天才ですね。燃ゆる女の肖像も早く観たい。