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明け方の若者たちのAQUAのネタバレレビュー・内容・結末

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

北村匠海主演の叶わぬと知りつつも人妻との恋愛と社会に出ての期待に対する平凡への挫折を描いた作品。

人生においてのマジックアワー
夢を抱いて、それなりにお金にも困らず、恋も体力も気力も充実してて、今この瞬間が楽しくて明日なんかいらない。
そんな瞬間が明け方の輝いて見える世界、その頃の若者の頃をいつか懐かしく感じてしまうのは自分が成熟した証拠でもある。

実は先に「ある夜、彼女は明け方を想う」を半分まで(合コンのところまで)観てしまったので人妻っていう物語のとても重要なファクターを知った上での鑑賞と、ちょっと失敗したなぁと思いながら鑑賞する事になっちゃいました。

ずるいとは思っても寂しさに押しつぶされちゃうから仕方ないって思うし、別れ際に聞いちゃうのも情けないとは思うけど未練を残さない為にも仕方ないと思う、ただ本当に相手が好きなら最後は優しい嘘で喧嘩別れでも良かったのかなぁとも思っちゃった。

映画.com参照
WEBライターのカツセマサヒコによる長編小説デビュー作を、「君の膵臓をたべたい」「東京リベンジャーズ」の北村匠海主演で映画化。大都会・東京に生きる若者に訪れた人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤を描く。明大前で開かれた退屈な飲み会に参加した“僕”は、そこで出会った“彼女”に一瞬で恋をする。世界が“彼女”で満たされる一方で、社会人になった“僕”は、夢見ていた未来とは異なる人生に打ちのめされていく。“僕”が恋に落ちる“彼女”を「カツベン!」の黒島結菜、“僕”の会社の同期で後に親友となる尚人をテレビシリーズ「ウルトラマンタイガ」の井上祐貴が演じる。監督は、自身も俳優として活動するほか「ホリミヤ」「21世紀の女の子」などでもメガホンをとる若手の松本花奈。

明け方の若者たち
2021/日本
配給:パルコ
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