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封印映像48 真っ赤な風船のhideharuのレビュー・感想・評価

封印映像48 真っ赤な風船(2020年製作の映画)
1.5
2021.04.21 CS放送されたものを録画して鑑賞。

投稿映像にまでオドロオドロしいBGMを付けるのはどうかと思いますけど。「ほん呪」を凌駕する作り物感に溢れリアリティのカケラも無いけどこれは反則だと思う。
まあエンタメなんだけどね。

本作には4本の投稿映像とそれぞれに追加取材がされているのですが、これまた驚くことに撮影者はいわゆる幽霊と接触してガッツリと映像に収まっていますよ。中には物理的に接触までしているので更に驚きます。
「ほん呪」との差別化をしたいのですかね?

「優しい看護師さん」では撮影者は看護師の亡霊と会話をしています。そしてタイトルにある通り優しいのか病気を治してくれてました。

「野菜泥棒」でも野菜泥棒の正体見たり幽霊だったと言う話で、撮影者は幽霊に話しかけてます。

「着席」は市民ホールみたいな所に幽霊が出るのですが幽霊が拍手して大きな音が鳴り響き、そして逃げられないようにホールのドアをロックし更には撮影者の腕を掴み投げ飛ばします。

「真っ赤な風船」殺人風船の話。これまた心霊現象の物理攻撃なんて有り得ない展開で笑える。
先に見ていたシリーズ49で出てくる「結界」と関連があるようですがよく分からない。

全体的に雑な作りで投稿映像と言うよりは再現ドラマとした方が良かったんじゃないってかな。
つい先日に鑑賞した「ほん呪89」よりはずっとマシでした。
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