これほとんどファーゴじゃねぇか!という指摘もありますが、現代は、「年寄りに合う国はねーな!」だから、ちょっと違うかも。原作があるし。
でも、ハビエル・バルデムの“シガー”はとにかく怖い。そしてキモい。観ながら「これは、“生ターミネーター”だなぁ!」と思ったらやはりそうだった。
奴に関して合理的な解釈とか無意味。なにしろ、生きる殺人マシーン、または、“禍そのもの”なんだからもうしょうがない。
謎だったのは、最後の方で、トミー・リー・ジョーンズ演じる保安官が妻に語る夢の話。アレは一体何だったのだろう。
ラストはこの映画らしく、スッキリさせてくれない終わり方なのもいいかな!