とある強盗団が強奪した84カラットのダイヤをめぐる話と、裏ボクシングの賭け試合の話が交錯するバイオレンス・コメディ映画。
冒頭シーンの与太話から面白そうな感じがしていたのですが、期待を裏切らない作りです。
がっつり出てくる登場人物がどれもキャラが立っていて、かつある種のユーモラスを備えていて最高。
序盤で散らばっていた伏線たちが見事に回収されていく構成も素晴らしい。
ジェイソン・ステイサムやブラピはさすがだし、ヴィニー・ジョーンズやアラン・フォードの貫禄も良し。
とっとと退場させられるベニチオ・デル・トロもそれはそれで良し(笑)。
見事な脚本による傑作バイオレンス・コメディ。