劇場版 呪術廻戦 0のKachiのレビュー・感想・評価

【私の呪術廻戦入門】

アニメ版を全て観る前に劇場にて。
本作単体でも十分楽しめる展開と演出だった。

同じように思った人も多かったであろう乙骨憂太とシンジ君の重なりは、昨年エヴァにどっぷり浸かった私も感じたものの、乙骨君は作中でしっかりと自分自身にある呪いを見つけて解呪。世界を巻き込んで26年間も振り回したりはせず、スマートな着地だった。

バトルシーンの躍動感と怪物の気持ち悪さの表現力は圧巻。途中から作品世界に没入していた。ここからどう展開するのか。物語の推移を見守りたくなった。