マダム

シン・仮面ライダーのマダムのレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
5.0
プラーナとかナントカ計画とか、そんな情報過多な内容なんて、ライダーキックで一掃だ!とにかくライダーがカッコ良い!
なんということだ。仮面ライダーとは、こんなにもカッコ良いものだったのか!

「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」のプロットは複雑であった。複雑というか、リアリズムに徹するためそれなりの理屈が必要だったのであろう。怪獣特撮映画であると同時に群像劇でもあった。ゴジラとウルトラマンは人間社会に組み込まれた「物語のパーツ」に過ぎなかったのである。まあこれは1964年のゴジラから続いている特撮の宿命のようなものなので、当たり前と言えば当たり前なのだ。

しかし「シン・仮面ライダー」はちょっと毛色が違うと思った。仮面ライダーが存在するための理屈はそれなりに用意されてはいるが、物語の中でライダーが突出している。全体のバランスなどお構いなしってな感じで際立っているのだ。仮面ライダーが、際立ってカッコ良いのだ!

これは・・・・、そう、これは「仮面ライダーをカッコ良く見せるためだけの映画」なのであった!大正解である!

https://ameblo.jp/kin-za-za/entry-12795204056.html
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