このレビューはネタバレを含みます
昨年話題作。
ようやく鑑賞できました。
結果3人もの父親ができた優子。
実のお父さん(大森南朋)と、ずっと一緒なら子供のみいたんはそれで幸せだったかもしれない。
でも、泉ヶ原さんや、森宮さんが新たな父になり、その歴史を追ってみると、あながち優子は不幸であったのだろうか?
と、思う。
梨花に振り回されたり、いろいろあるけど幸せだったのではと思う。
数々の紆余曲折があって、そのバトンは優子のパートナー、早瀬くんに渡された。
そう思うと、その紆余曲折があったからこそ、早瀬くんに出会うことができた。
その過去があったから、今の幸せがあるのだと思えると、その過去をすべて抱きしめて肯定できる気がしてくる。
自分としては、面白くはあったもの、深い感動は得られず。
でも、この作品の優しい世界は本当に大好き。
ちょっとしたカットで、後半の伏線回収のヒントを出し過ぎなのかな
勘のいい人は、多分気づく。
自分は、「みいたん=優子」も気づきましたし、梨花が病気なんだろうなということも気づきました。
やっぱり当たってた。
他の方のレビューにもありましたが、説明しすぎなんでしょうね。
いい作品なのに、そこがもったいない。
永野芽郁さんは、こういう役が合いますねー。
今年の母性や、マイ・ブロークン・マリコも楽しみ。