話が進むうちに、近未来の設定にしてるのは、そういう事かと、合点がいく展開に。
序盤は近未来に似つかわしくない、呪いとか呪術的な要素が殺人事件にかかわってるとみせかけて、実はそうじゃない展開になる。
人の人格を司る脳の複製移植による治療を発明したドクター2人の男性と、同じ研究仲間の女性が立ち上げた会社で、まさかの、そことそこが実はくっついてたんかい??という所から、話は一気に展開しだす。
シーツェンの野望の逞しさによって、関わる人に悲劇がもたらされる。
死なない魂ってのも、問題よね。倫理の話になっちゃう。
事件を追う余命僅かの検事と、妊娠中のその妻。ってのが、まぁどこか事件の容疑者達のお世話になるところがあるんだろうと思っていたけど…。
奥さん「彼も同じことをすると思う」と言って、やってはいけない事をやってしまうけど、
検事の彼が全てを分かった時に、自分を犠牲にしてでも、残される家族を守ろうとした所に、結局、どないやねん!となった。
一番可哀想なのは、脳を完全に乗っ取られた、イェンちゃんだよなぁ。
取っ替え引っ替え、乗り換えられちゃって…。
検事役のどんどん痩せて病弱な身体になる演技、身体つくりがすごい!
各国、こういうガチな役者さんっているんだんね。
ティンヨウ君が、菅田将暉に雰囲気似てました。美男子くん!