よっち

嵐の中でのよっちのネタバレレビュー・内容・結末

嵐の中で(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

推定するに、
ニコは、ベラを好きだったから、生かすために、あと少しの残された嵐の時間で、
10歳の自分に、看板の駅に行かないように、ベラの事を好きにならないように、
忠告し、その後、テレビを壊したのかな。

そうする事で、
ベラをダビドと結ばせ、グロリアがいる世界線に戻させた。
ニコは、きっとテレビを壊した事で、ベラとの恋愛に関わる記憶を無くしたんだろう。


問題は、ベラが、何故、元の世界線に戻って、殺人事件の解決に至ったのか?

プリエトが、自由の身(犯罪を隠し通せてる)であることに気づいたことで、
ニコがどこかで生きていることに気づいたことと、

ダビドが相変わらず浮気を認めなかった事で、彼の不信感から、ニコを改めて見直す事になった。

これは、ある意味、ニコが引き戻した世界線では、ベラが死んでしまったところを、ベラが元の世界線の未解決事件を利用して、上手いこと帳尻合わせたんだと思う。

ニコが警察官になってない世界線だとしても、どこかで会えてる事になるな。
しかし、ニコは、きっと虚言症だ精神病とかいわれながら、どちらの世界線でも、警察官になってるのが、凄い背負い投げ感あるけど、

プリエトが捕まって、
これで、これでダビドと離婚してグロリアを持ちながら、ニコと再婚したら、最高の世界線なのだろう。
よっち

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