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こちらあみ子のkyのネタバレレビュー・内容・結末

こちらあみ子(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

咀嚼できなくて色々調べたけど監督があみ子視点で見た世界を映像化したかった。って言ってたけど、あくまで映画って当事者視点(物語の)と観客視点があってこそ分かち合えるはずなのに、何か色々混同されてるって言うか(何が言いたいのかうまく言えん)映像化した後はモキュメンタリーならまだしも完全な物語をさも事実のように打ち明けました!みたいなスタンスがよくわからないな。それがこの映画の世界観なら、障害が〜とか医者や専門家じゃない人が言っててもあくまで完全な物語なのでって言う事がはっきりとしていて、現実に生きる当事者に失礼(あみ子のような子達、その両親、その周囲の人含む)。

セリフはよかった!
撮り方とか映像の綺麗さやディテールの工夫も凄く上手いと思った!
のり君にボコボコにぶん殴られた後の田中先輩との回想とベッドでのあみ子の表情は素晴らしい。

もし現実的な事を言えば、親の態度が振り切り過ぎてて、学校の対応が振り切りすぎてて、こーゆー家庭も学校もあるのかなあっていう事しか思わなかった。医療や福祉を頼ればいいのになんで?って言う現代的な親と、環境のズレを感じて原作の設定が広島の田舎だとしても(知らんけど)、これでテーマを問うのは卑怯じゃないかな?こうでもしないと目も向けられない社会だとは熟知していますが。

テキトーな事を言えば、あみ子が見てる虫って幻覚なんじゃね?笑笑鳩の卵とカエルのシーンと蛇のシーンでそう思った。後、オバケね。そーゆー病もあるよね。違うとしても、人間と他の生物が何故共存してる中、オバケでさえ一緒にボートに乗ってる中。あみ子は血族さえとも共存できないのかとかは考え過ぎか。後、「積木くずし」っぽい。あの丸坊主のガキははだしのげん?😅
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