松原慶太

ナイブズ・アウト:グラス・オニオンの松原慶太のレビュー・感想・評価

2.7
前作が大傑作だっただけにハードル上がってしまった感ある。

前作はクラシックな探偵物の枠組みを逆手にとって換骨奪胎する斬新さがあった。

そことの差別化図ったのだろうか、導入は、新しいことやろうとして、ふざけ過ぎて、空回りしてる。パンデミックをちゃんと描いているのはいいと思うが。

中盤以降は王道ミステリ的な展開に舞い戻り、ストーリーが二転三転しおもしろい。ただなんか全体的に薄味。IT長者のキャラクターもステレオタイプ。

ダニエル・クレイグは007降りてから一気に太りそうな予感がある(ボンド役は減量キツイと話していた)。
松原慶太

松原慶太