“真実と信じたくて真実にしてしまった”
エヴァンは自分のついた嘘に救いを求めてしまった。
勿論、嘘がバレたら全てが元の木阿弥だと分かっていただろう。
エヴァンのついた嘘はヘヴィなもので、とてもじゃないが許される類のものじゃないと思う。
そのせいで僕もエヴァンに感情移入はできなかったし、その後の立ち居振る舞いにも違和感を感じたまま物語は進行していった。
で、この物語は何を訴えているのか?
製作陣はおそらく疎外感や孤独を感じている人に「君は独りじゃないよ」というメッセージを送っているのだろうが、そう受け止められる作りになっているかなぁ?
それならばエンディングでのエヴァンの立ち位置は以前と変わっていないし、再生の物語ならばエヴァンは何を学んで明日への活力にしたんだろう?
一回観終わった時に上手く掴めなくて、もう一回観たんですが、やはり、ラストのメッセージと描かれている物語に乖離を感じました。
僕の理解力がないだけかもしれませんが…、笑
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