ともぞう

レッド・ロケットのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

レッド・ロケット(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

元AV男優のクズ男が主人公。金がなくなって、かなり長い間別居していた妻の実家に転がり込み、大麻を売り捌いてお金を作り、17才の少女をナンパして付き合い、その子をAVデビューさせ、一儲けしようとする。最後は夢を実現するためにやる気になった女の子とのハッピーエンドなのか、あるいは全ては主人公の妄想だったのか、観客に想像する遊びをくれる終わり方。個人的には悪くない終わり方だったと思う。

〈あらすじ〉
マイキー(サイモン・レックス)が故郷テキサスシティに帰ってくる。彼は「ポルノ界のアカデミー賞を5回逃した」元ポルノ俳優。だが、今は落ちぶれて、顔は傷だらけ、所持金は22ドルしかない。別居中の妻レクシー(ブリー・エルロッド)と義母リル(ブレンダ・ダイス)に嫌がられながらも、どうにか家に転がり込むことに成功する。マイキー本人は「俺のスキルと能力があれば怖いものなしさ」と根拠のない自信を振りかざすものの、17年のブランクで仕事はない。昔のつてでマリファナを売りながら糊口を凌いでいたある日、ドーナツ店で働く少女ストロベリー(スザンナ・サン)と出会い、マイキーの中で「スイッチ」が入る。マイキーは再起を夢見て、ストリベリーをあの手この手で口説きはじめるが…。
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