1990年ソマリア内戦に巻き込まれた大使館員。
民衆の暴徒化から 政府軍と反乱軍の銃撃戦が繰り広げられており
子供たちまでもが銃を突きつけて嘲笑う姿の恐ろしさ···
出会えば殺されるだろう この国の異常さがリアルに伝わってくる。
いずれこの大使館も襲撃されるかもしれない···
襲撃された北朝鮮大使館員たちが
韓国大使館に助けを求めにやって来る。
先に北と南の敵対する姿を描いて
後に合流し 協力し合って脱出を試みる。
裏切りもあり しっかり笑いの部分も入れてくるのが韓国映画w
緊迫する中 書記官がいい味出してた!
イタリア大使館に向けて4台の車が疾走する場面の臨場感が凄い!
ドキドキが止まらなかった。
政府軍と一触即発からの 反乱軍が入り交じって一気に駆け抜ける疾走感。
この部分は シェットコースタームービー。
敵対する者同士が 生きるか死ぬかの同じ目標を掲げ
ゴールにたどり着いた時には 国家間の壁なんてものは もはやそこにはない。
人 対 人。
このソマリアで同じ国の者同士が戦っているように
北と南も 元は同じなんですよね···
しかしながら 厳しい現実を映すラストとなる。
彼らがこの先の人生で交わう事は 二度とないのでしょう。