僕なんて人間は
「マクロスは『F』オンリー」で
やらせてもろてたもんで」なワケで……
「ロボットバトル」×「異星間恋愛」ならば
熱量なら『グレンラガン』
音楽なら『マクロス・フロンティア』
ラブストーリーなら『エウレカセブン（TV）』
ディテールなら『シドニアの騎士』
が現時点で最強の布陣ですかね。
やはり「菅野よう子」の楽曲なくして
僕の観たかった「マクロス」にはならない模様です。
また、
世界観や戦いの歴史を存じ上げないので
主人公が優しいのか熱血なのか優秀なのか
単純バカデリカシー低め前髪ヘアピン男なのか
判別も共感も出来なくて
この作品だけでは好きになれませんでした。
ヒロインは命懸けで唄っているのに
コイツは無傷でピンピンしてて
全然「決死の覚悟」でズタボロになる気配が
ないってのはいかがなものか……
艦長の方が圧倒的にカッコ良かったしなんなら
主人公の風格あったし……。
ただ、自分でサゲといてなんですが
それでもこの映像は
劇場で観る価値が充分あるかと思います。
特にオープニングのエキシビション・シークエンスは
3DCGアニメの最高点に到達しているかも。
そちら方面は疎いのですが
いわゆるアイドル育成系アニメの限界を異次元ジャンプしてる感があります。
このシーンだけでも「ufotable」の
超絶ハイスピード美麗バトル画と肩を並べられるんじゃないでしょうか。
初耳の楽曲、知らないキャラクターでも
鳥肌がたつレベルでした。
あと最後に件の艦長ですが、
『マクロス7』からのファンなら
もう涙無しに観られないご褒美になるかも
しれませんね。
以上、長くなりましたが
「マニアックでオタク向きにしたバトルものの
『竜とそばかすの姫』」が僕の感想になります。
