“何者にもなれなかった者”を肯定してくれる映画。
メキシカンな感じが、『リメンバーミー』を思い出します。
鮮やかな色彩がキュートでパワフルです。おうち自体が魔法だらけなのもワクワクして楽しいですね。
最近の大作ハリウッド映画は、まるで叩かれるのを恐れるかのように、減点されない映画作りをしている作品が多いなあと思います。LGBTQや人種問題などが分かりやすいですが、今作もわかりやすく盛り込まれていました。
家族みんなが『ギフト』と呼ばれる魔法を持つ中で、1人だけ『ギフト』を持たないミラベル。魔法を使えない者の存在価値が無いに等しい家庭での、ミラベルの扱いに胸がえぐられます。家族からうっすら線を引かれている彼女が、何故ここまで家族に尽くそうとするのか疑問でした。良い子すぎる。。。。。
