「良い子ときどき悪い子」
ディズニー＆ピクサー最新作。親の前で本来の自分を抑えていることに悩む主人公の少女メイが、ある日突然レッサーパンダに変身してしまう。レッサーパンダってチョイスがなんか面白い。絶妙に古いというか。作中はスマホじゃなくガラケーやたまごっち的なモノが流行ってたし年代的に90年代後半ぽいからレッサーパンダもその頃に流行ってたんだろう。
面白かった。ちょっとメイの母親が毒親過ぎて前半ウザいが、これも一応理由があるし、正直メイの母親がもう一人の主人公と言っても過言ではないぐらい彼女もドラマがある。それでも学校にまで入ってきて見守るのはどうかと思ったが。皆の前で生理用品出した時には引いた。
基本コメディだが、軸としてるストーリーは結構シリアスかも。自分自身の抑圧された気持ちを解放したいが、家では完璧主義じゃなきゃいけないってのはベタだがテンポが良いので飽きることなく見れる。こういうのって反抗心抱いて親が嫌いになる傾向にあるが、メイは抑圧されながらも母親のことも大好きなのでホントにギリギリになるまで母親に反抗しないのも良い子なんだなってのも伝わる。
終盤、ちょっとネタばれになるけどレッサーパンダの大バーゲンセールには笑ってしまった。そういうトコもなんつうか細かいことは良いんだよ！的な勢いで楽しかった。友達も良い奴らばっかだし面白かった。
