このレビューはネタバレを含みます
飛行機で鑑賞。面白かった！！
こればかりは小学生当時のシーズン最初から夕方の再放送等も見まくってた、ど暇な頃にドンピシャ世代だった自分の強運に感謝✨当たり前だけどシリーズに思い入れがあればあるほど味わい深く観れる！
映画公開時期に東京FMの福山雅治のラジオで毎週かかっていたKOH+の「ヒトツボシ」を聴くために再生したと言っても過言ではない☺️（物語込みで聴くと益々名曲）
福山雅治、北村一輝、椎名桔平と、熟して色気が出まくってる男性が3人も出ていてこれR指定かかってないのか？と思ってしまった。柴咲コウも見惚れてしまう美しさ。最近色々あって美人への感覚が鋭くなっているからか、ここにいるにしては美人すぎるだろとか一般人設定にしては色気ありすぎだろとかこの街の人覇気ありすぎとか思ってしまう、やだな〜💦落ち着いた頃にまた見たい💧
北村一輝は登場シーンこそマッスルなベテラン刑事だったけど、過去の捜査のトラウマや葛藤によりどんどんやつれてボサボサになっていくのが見事だった！酒匂芳も全てを投げ打った人というのがじわじわと伝わってきてめっちゃよかった。今年の大河では明智光秀だもんなあ（？）
てか街の人がみんな豪華で良い味出してて超よかった！！檀れいさんはお綺麗でお上品なまま後ろ暗い感情を表現するのがうまい。もっと見たい。
ストーリーの肝となるはずの殺害方法に関しては湯川先生が数式殴り書きもなくあっさり見破ってしまったので、むしろ湯川先生が犯人なのではと途中まで思ってた😥でも1時間のドラマ内でもあっさり見破る湯川先生なのでそういうものか…。
殺された女子高生・沙織が街の人々にいかに愛されていたか、街の人々との繋がりがいかに強かったかがとても分かりやすい描き方なのはよかった！非常に痛ましく感じられたし、フラッと現れた蓮沼へのゾッとする感情もちゃんと湧いた。
全てのトリックが明かされても沙織がトドメを刺されるシーンの再現が無かったのは、蓮沼が沈黙を守り通したからわかりようがないということだと解釈出来る。でも途中で意識を取り戻したって描写を入れるんだったら殺害シーンまで描いてもいいんじゃないかな…って思ってしまった。
しかし、夭逝してしまった沙織を代弁するかのようなエンディングの歌詞から、無惨な殺され方を人々に知られたくなかったのは沙織の気持ちなのかもしれないとも感じられた。沢山の可能性やキラキラした未来を持っていた自分が死んだことの口惜しさではなく、生き別れになった人を思いやって星になりたいとまで歌う沙織の心の美しさに胸が打たれた。
