面白さと拍子抜けさの半々くらい。
私が日本人だから古代遺物と聞くと勝手に呪いを想像してしまうだけでアメリカではそうではないんだろうなあと思った。
ストーリーはよくできてるし、迫力もある。
あとムカつく登場人物が少ないのがよかだった。
みんなで脱出するぞ!ってときに「いーや自分は残るね😤」みたいなキャラクターは必然なんだけど、妻が移動できないから残りたいという話に警官をつける!で話を進めたのがリアリティラインをちゃんと持ってて良かったと思った。
全員を説得したり、その都度そのひとが死んだりするのはワンパターンで面白くないよね。
私的に好きなのはアクションパートとミステリーパートがちゃんとあるところ。
逃げたり戦ったりはきちんと迫力がありながら、最終的になんやかんや特効薬が見つかるとかじゃなく研究の結果攻略方法がわかるのが博物館を舞台にしてるだけある!と思った。
最初に書いた拍子抜けっていうのは思いっきり単なるモンスターだったところ。
未知のものに寄生されてっていう割になんか普通にでっかい化け物だな…みたいな…。
初め正体がわかんなかった頃、もっと非現実的なオーラ系の呪いを想像してた。
まあデッカい変な虫が出た時点でそこは私が察せてもよかったかも。
でも博物館と学士先生相手だからなんかもっと古代のミステリーの力と戦うと思ったような…?
叩き潰された虫がリアルでキモいとか、ひとの死に方が結構グロいとかなかなかハードな感じもいい映画だった。