三四子

呪いの館の三四子のレビュー・感想・評価

呪いの館(1966年製作の映画)
3.8
ゴシックホラー!おもしろかった、大満足。
思ったよりセットっぽさがあって古い映画だな〜と思っていたけど当時のビデオカメラの実力だとあんな感じで何を撮っても薄く見えるとかあるのかな?


でも登場人物の服装やら家の内装やらにとにかく満足。
話も面白い。
あの時代の映画だけど思ったより検死官とかそういう職への差別もないし医者の女学生とかいてイタリアってそんな感じなんだと思った。


個人的に村の魔女が全然バリバリ復讐に燃えてたところが好き。
ひとを憎んではいけません…とか言いそうなタイプには見えなかったけどそれにしても「私が殺す!!」が全面で凄いなって。


あと普通に怖いのもよかった。
何か特殊な演出というわけじゃないんだけど「何か来る…!」→恨みがましげな子供が!っていうのすごい怖い。
あと自分の意思はあるのに体がそれに逆らえないまま死のうとするってやばすぎ、強すぎ。


魔女の言う通りにしててもジリ貧だった気がするし、検死官のいう科学に則っても呪いでバタバタ死んだんだろうしままらならいねって感じがよかった。
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