想像以上にハードな作品だった…！
中世のフランスはいかに女性にとって生きにくい時代だったのか、また真実を主張しやすくなった今世は当時と比べると生きやすい世の中になったんだなと痛感させられる作品。
1380年代とか昔すぎてハマれなさそう😱と、ろくに調べもせず観に行ったので出だしから不安だったけど、史実に沿って丁寧に作られているだけあって、世界観のクオリティがすさまじく、すぐに物語に入り込めた。さすがです。
1380年代のフランスで、マルグリットが夫の旧友であり仇でもあるル・グリにレイプされたと訴え、決闘を以って真実を明らかにするというお話。
真実は神が決めるので勝った方が真実って、とんでもない時代だよなぁ。。神とは…って思わずにはいられない。決闘のシーンは最後までハラハラして見ものでした。グロ痛いの苦手勢としては、終盤は薄目でなんとか凌げるぐらいになかなかハードな描写だったので、痛いの苦手な方は参考にしていただけたらと（大事）
それにしてもアダムドライバーは出る作品でだいたいイケメン扱いされてるけど、そうなの？わたしの好みじゃないだけ？それとも中世だとイケメンなの？毎回そこにもやもやしながら観てしまう笑
本作ではマルグリットが美しすぎて眼福でした。チャプターごとにそれぞれのキャラクター目線で物語が描かれるので、人によって観点が全然違って見応えがすごい！そして見る目が変わります、特に男性陣の笑
この辺ネタバレになるのでコメントに記載しますが、前半と後半とでキャラクターへのイメージががらっと変わるのが本作のおもしろいところかと思います。テンポも速くて見やすいのでオススメ！
