ナイフに選ばれし者こそ真の極道
主人公の友達が、おいでやす小田にしか見えないインド映画。
(しかもハルクのグリーンTシャツを着用)
めちゃめちゃシリアス且つ、
めちゃめちゃコメディで面白かった。
一言でいうと、子どもの頃から極道に憧れていた主人公が、その極道に母親を殺された女性に一目惚れしてしまう物語。
とにかく、好きになった女性の為に闘い続ける主人公がダサカッコよくて見応えがある。
極道に憧れていた割には喧嘩は弱いが、メンタルだけは異常な強さ。
(ちゃんとお笑いもこなす。)
ヒロインの方は、母親が殺された時の事件の後遺症で耳が聴こえないので、ずっと手話での会話。
しかも、母親の復讐をしようとした父親が返り討ちにあって亡くなってしまう…。
設定だけでいうと、ホントにめちゃめちゃシリアスで重い。
でも、それを感じさせないぐらいふざけてもいて、めちゃめちゃコメディもしている。
だから、コメディとシリアスの振り幅がなかなか大きい作品となっていた。
クライマックスのバトルもガチなのかコメディなのか、どちらとも取れるような感じで、そこで評価分かれそうだけど、個人的には好きだった。
あと、本編にはあんまり関係ないけど、主人公のオカン(警官)が息子の体力測定の結果を職権乱用で改ざんしていたシーンがお気に入り。
100m 走のタイムをウサイン・ボルトと同じにしたりとか。
そんな馬鹿な。