ライオネル・リッチーの
Say You Say Me
のMVはこの映画が映されて
観た気になりますが初めて観ました。
MVだけ観ているとバレエとダンスの映画なのかな?
と思いましたか結構政治色のある作品でした。
芸術の自由を求めてソ連からアメリカに亡命したバレエダンサーのニコライと
アメリカの脱走兵でソ連に亡命したの黒人レイモンド。
ある日、ニコライを乗せた飛行機がソ連に不時着してニコライはソ連側に捕らえられ
レイモンドがニコライの世話件監視役をすることに
なります。
ソ連側は国の宝、ニコライを離したくない。
ニコライはソ連から脱出したい、
レイモンドもソ連でも窮屈さを感じています。でもアメリカに戻れば罪人というジレンマを抱えてますが
レイモンドのロシア人妻は妊娠をキッカケに3人でソ連からの脱出を企てます。
ソ連から亡命した人だと
タルコフスキーもそうですよね。
本作、80年代のアメリカ映画なので
盗聴、盗撮、裏工作とか
ソ連を悪として分かりやすく写していて
時代を感じたし、
ライオネルリッチーの曲以外にも
シンセサイザーのサントラでも
80年代をとても懐かしく感じました。
ミハイル・バリシニコフのダンスも
見応えありました。