「お笑い」って何なんだろうな?
ツチヤが何でそんなに「お笑い」に取り憑かれたんだろう?本人にも分からないのかな?
ハガキ職人から作家って言う、その本面ではある意味理想的な道に進めたはずなんだが・・・
途中、何度も振り返ってみても、ツチヤがどうすれば良かった?の正解が見えてこない。菅田将暉のあの兄ちゃんが言う様に「地獄に身を置いて悶え苦しみ続ける」しか無いのか?
大喜利ネタをとにかく紙に書き続ける姿は、まるで「8mile」のエミネムと言ったら大袈裟かな?
お笑い以外の全ての能力を全部そっちに振り向けてしまったかの様なツチヤは、折角手を差し伸べてくれた西寺(仲野太賀)にも背を向け・・・
でもあの終わり方は好きだし、なんか自分にもツチヤな部分があるもんなぁ、と年明けに良い映画が観られて良かった。