冒頭から、モキュメンタリーと言いたくないくらいしっかりとドキュメントドキュメントした丁寧な作りで、大変期待が高まる。
取材クルーは最低限の関与で、インタビューも茶化した演出なし。
その真摯感は、「ほんとにあった！呪いのビデオ」シリーズに通じるものがあって、すごく好感が持てた。
途中、ミンが車に乗せられているシーンで、窓ガラスに映ったミンだけがニヤっと笑っていたり、名作「疾走」や「呪いの藁人形」を彷彿とさせるビックリシーン、そして監視カメラ。
ナ・ホンジンさん、ほん呪ファンなんじゃないだろうか？
宗教的、気候的にも、韓国よりもタイの方が日本に近い感じがする。
それだけに「哭声」よりも生々しくて怖かったなぁ。
思ってた以上にグッとくる名ホラーでした！
