八村塁、レイカーズ移籍記念！
というわけでもないですが、今まで見れてなかったので見てきました。
原作はたぶん1巻の途中までは読んだような記憶があります。
（良かった点）
・スポーツの魅力・素晴らしさはもちろんだけど、濃厚な人間ドラマが描かれていた。
・エピソードのツギハギのみだと散漫なストーリー展開になるところを、試合を軸にした構成の上手さで、初心者にもある程度まとまり感があった。
・試合終盤の静と動、無音と音の対比の演出が好きだった。
・井上さんがじきじきに監督もやっていて、オープニングの手描きから最後の最後まで気合が入っていた。
（残念だった点）
・CG時代だから仕方ないけど、特に試合の場面はマンガ的な描写ではなくて、リアルなバスケの動きを追求してたので、その見慣れない動きに最後まで違和感があった。人物の顔ものっぺりしてたし。
リアルの追求よりも、紙のマンガが動画になって躍動してるという方向で見たかった。
・お約束の試合結果は自分の好みではなかった。でも一瞬だけ山王のすごい人に感情移入させられる場面があって、神様に「経験させてください」って祈って、その経験がこれかよという流れは上手くて好きだった。
そういうストーリーテリングの上手さがあるから、お約束の試合結果でもだいぶ納得感がある。
最近見たアニメの中ではチェンソーマンのつぎに好きでした。
2023.01.30
