Matthew

死刑にいたる病のMatthewのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.6
シリアルキラーの冤罪?を暴く話

サンパウロ到着して、国内線で観ました。もう1時間のフライトとかでは何も思わなくなりました。ただ兎に角肩と足が悲鳴あげてる…

本作はタイトルと予告が印象的だったので、ずっと観ようと思っていた作品。倫理でキルケゴールの死に至る病を学んだので、タイトルの言葉遊びがとても素敵です。そして偶々少し前にロストケアという作品を見ていたので、シリアルキラーにお腹いっぱいになっていましたが、ダントツでこっちの方が怖かったです。というからそもそも冒頭からグロ過ぎるし、見ていられない。スプラッタとかと違ってリアル過ぎて無理。そして阿部サダヲの演技が怖過ぎて… 漫画でしか観た事ないくらいの黒目だったので、余計に不気味でした。兎に角演技が怖くて、この映画の一番の良いとこでした。

桜の花びらを知りたくなかったし、オチも怖過ぎるし、ストーリー、心情がしっかり練られていたので飽きる事なく観れました。あと主人公も母親も父親も、灯里もそうだけど、登場人物基本的にイカれすぎ。最後は正直狙い過ぎて、何となく予想できてしまった。
Matthew

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