Matthew

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツのMatthewのレビュー・感想・評価

4.3
ハリーポッターの同窓会

機内映画第二弾。U-NEXT加入しないと観れないと思ってたのでラインナップにあった時小躍りしました。

ハリーポッター原理主義者です。ハリーポッター好き過ぎたせいで英文学部に入り、卒論でハリーポッター書こうとしたけど余りの文献の少なさ(比較的新しいから当たり前)にビビり、速攻でホビットに変えました。意識高くNever Let Me Goで卒論進めていた同期は危うく留年しかけていました。

さて、感想は最高以外あり得ないんですが、キャストが歴史を振り返っていく中で自分自身も当時を回想し、賢者の石の時に母親に読み聞かせしてもらったり、不死鳥の騎士団発売日に最前列並ぶために地元の本屋に開店1時間前に行ったら誰もいなくていったん家に帰ったことや、友達のデートを成功させるために好きでもない女の子と死の秘宝見に行ったことなど思い出が蘇ってきました。まさにファンがハリーポッターと共に成長し、共にワールドを形成していくって映画で話してたことですね。

フィルム越しにパトローナムしまくってた彼らが等身大の役者として色々当時の裏話をしているのは鼻息荒くなりました。特にシリウスやルシウスがイケオジ過ぎて誰かわからなかったし、あの3人の話してる姿はまさにグリフィンドールの談話室でした。監督からレポート書いて来いって指示で、びっしり10枚以上書いたエマと取り敢えず出すには出しておこうというダニエル、そしてロンならこうすると言って出さなかったルパートが大好きです。最後絶対ロンならこうするとかそれっぽい理由つけて出すの面倒臭かっただけだろ!と思ったんですが、その理屈こねくり回すこと自体がロンなのかもしれないと一周しました。あとロンとハーマイオニーのキスシーンでダニエルがニチャニチャしてたけど、僕と同じくらいニチャニチャしてました。

最後の終わり方が3人の仲良しシーンでもなく、スネイプ先生が雌鹿のパトローナムを出して「永遠に」と言うカットだった所に泣きました。本当に製作陣のハリーポッターへの愛と、それの意味することを理解できる僕たちファンがどれほどハリーポッターを好きでいるのかが証明されてるんじゃないでしょうか。エレファントカフェにもまた行きたいし、まだ見ぬ聖地に行ってみたいと思いました。

Always.
Matthew

Matthew