ウェルザードの人気ホラー小説を橋本環奈の主演で映画化。
ある日突然、
理不尽な死のループに巻き込まれた6人の高校生たちが、
最後に殺されて終わる同じ一日から抜け出すために力を合わせて恐怖に立ち向かっていくさまを描く。
Netflixで2023年2月14日から配信中。
どうせまともなホラーファンは観ないと思うので、
ネタバレありでも問題ないと思う。
原作は未読。
本作は2022年に公開された作品だが、
ワースト候補に入りそうだったので劇場スルーしたが、
少なくとも“それ”がいる森よりは楽しめた。
突然タイムループに巻き込まれた6人の高校生たちが、
少女の幽霊“赤い人”から逃げながら、
校内に隠されたバラバラのカラダを全て見つけるまで、
同じ一日を延々と繰り返すお話。
てっきりタイムループ系のホラーだと思いきや、
王道の青春映画だったという微妙な作品。
気になったのが、
一度見つけた体のパーツは、
“赤い人”に殺されても元の位置に戻らないので、
確実に一つずつ集める事ができる。
やり直すタイムループではないので、
めっちゃ簡単である。
最後の頭は流石に簡単ではなかったけど。
クライマックスで、
怪物を倒して最後の頭部のパーツを森崎明日香が受け取るが、
そのまま棺桶に入れたら終わりなのに、
伊勢高広事を気にしている間に、
再び怪物に襲われるのだが、
5人がかりでも倒すのに苦労した怪物をたった一人で倒すという、
とんでもない展開にしらけさせられる。
“オール・ユー・ニード・イズ・キル”で、
タイムループで苦労したトム・クルーズに謝って欲しい。