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ヤクザプリンセスのkiuのレビュー・感想・評価

ヤクザプリンセス(2021年製作の映画)
3.0
やってやるって!の映画

どうもメキシコでのリングネームはサムライシローこと越中詩郎です。えぇ映画にはまったく関係ありません。

原作はブラジルのコミック「サムライシロ」。サンパウロの日本人街で繰り広げられる、記憶を無くした男+何やら事情がありそうな女+日本から来たヤクザの男のアレコレです。

サイバーパンクな照明に、ヘンテコ日本語看板、『ベストキッド』(1984)のミヤギ風爺さん、、、キテレツ大百科な誤解されて誇張された日本文化くるー?っと期待して鑑賞です。

ん?思ったよりキテレツしてない。いや変なのは変だけど、まぁ想定内と言いますか。。。もっとこうツッコミ甲斐のある奴をだなぁ(間違った見方です)っと前半は登場人物に謎が多くてそれなりに面白い。ただ中盤から中だるみが目立つのが残念。

題名でネタバレしてて観客は主人公の過去をわかってんだから、そこはサクサク種明かしせいよって思っちゃう。ここの住所に過去が!ここでお待ちください!お風呂入って休みなさい!ついてきなさい!、、、グッと興味が半減してラストシーンまでそれは戻らずって感じかな。

最後をキュッと締めてヒップアタックすれば、もうヒトノビしそうだったのになぁ。いやまぁノビてもB級カテゴリの中でですけどね。日伯映画に興味ある方はどうぞ。
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