いつもの日常、いつもの夕方、
一緒に遊ぶお友達、街の人々の笑顔。
当たり前の暮らし、
それがどれほど幸せなことなのか…。
観賞後にジワジワと感じた。
冒頭のカラフルなシーンからの
視覚的な変化が美しい。
ベルファストの酷い暴動(宗教戦争)の中でも、
家族愛に溢れる温かい家庭。
アイルランドの当時の時代背景を
公式サイトでサッと目を通すだけでは
理解度が足れへんかったんかもしれへん。
もう少し知っていたら感じ方は違ったかな…。
三丁目の夕日の世界観のような
あたたかな街。笑顔の人々。
街を愛するとても美しい母親。
ええとこやなぁ…。
ほのぼの観ていたら…。
一気に空気が変化した。
日々ニュースで流れているような
光景と重なり、辛くなった。
本当はもっと酷いことが多くあったらしい。
パンフには少し記されていた。
素敵なお爺ちゃんとお婆ちゃん。
お爺ちゃんのユーモアは良いなぁ。
良いセリフがたくさん。
少年バディはとても愛されている。
・リトルミスサンシャイン
のお爺さんとお孫さんの関係と
ちょっと似てる。良いな。
予告にもあるパーティーシーン(←パーティーではない)ご夫婦のシーンがホント素敵。
流れてくる音楽も素敵やし、良い。
共感ポイントが私にはあまり無く、
どうしても入り込めず…、
客観的に観てしまったけれど…。
ふわっとノスタルジックな
家族愛に満ちた温かい作品でした。