ぬーたん

THE GUILTY/ギルティのぬーたんのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)
3.2
オリジナル鑑賞済み。早くからリメイクは決まってて、すぐにジェイクが主演とアナウンスされて、結構楽しみにしてた。非英語圏の映画で評判良いやつは、すぐハリウッドがリメイクする。美味しいとこ取りだけどだいたいはオリジナルを超せない。それでもリメイクするのは、アメリカ人が字幕に弱いという理由もあるらしい。吹替はしないのかね?今作もどう変えてもオリジナルは超せないとは予想したが、主役がジェイクならもしかして?という期待があった。特に好きではないがこの俳優が主役なら観るっという俳優の一人。それって好きってことかなあ?うん、そうかも。同じく観たい俳優の一人であるイーサン・ホークも名を連ねていて、同僚の役かなあ?主役が目立たなくなるのでは?と思ったら、声だけ出演だった。なーんだ。ちょっとがっかり。同じくポール・ダノも声だけ。でも声だけで十分演技力が伝わったけどね。何といっても声が全ての映画だもの。さて、オリジナルはデンマーク映画で、デンマークと言えば特捜部Qやマッツの映画など、暗くて冷酷、後味が悪い作品が多い気がするよ。どんよりとした立ち込める雲の中に入って行くような、そんな印象で、このオリジナルもまた然りだった。ただ脚本も主人公の雰囲気も良かったし、電話オペレーターの電話だけでその室内だけのワンシチュエーションという思い切った設定はなかなか衝撃的だった。展開もラストも個人的には好みでなかったが。今回のリメイクは同じ設定でどれだけ違いを見せて来るか、ジェイクの演技はどこまで真に迫って来るか、という別の楽しみがあった。
オリジナルとの違いや、内容については書けないが、まああまり変わらないし、これはジェイクの顔芸?を楽しめたから良かったかな。
最初からイライラして周囲に当たりちらすなど、落ち着きのないジェイク。無表情で、怒りを内に秘めたデン版に比べたら、やっぱりハリウッド!良くも悪くも演出は単細胞!そしてクールなデン版をソフトにして人情物に持って来たところも、やっぱりアメリカ!ラララ♫アメリカ!ということで、クールなデン版をもう1度見直したい、と思っちゃった。このリメイクはワンシチュエーションだし、予算の殆どはジェイクのギャラに消えたのかな。

※おやつは残った生クリームとマリービスケットで作ったマリーケーキ。これは子供が好きだった。今でも息子は好きなおやつ。私はチョコを削って振りかけて。紅茶と。
※夕飯は豚丼。ロースとバラを半々で。今日は十勝豚丼のたれを使用。ソラチの方が好みかな?白髪ねぎをたっぷり。大きな油揚げをさっと焼いて大根おろしで。コールスロー。漬物とワカメスープ。
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