「思い出を思い出した”だけ”」
ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げる、ジム・ジャームッシュ監督の代表作のひとつ「ナイト・オン・ザ・プラネット」に着想を得て書き上げた新曲「Night on the Planet」に触発された松居大悟監督が執筆した、初めてのオリジナルのラブストーリー。
見終えた感想としては悲恋映画の傑作「ブルーバレンタイン」を彷彿とさせた。物語開始時点で主人公カップルである照生と葉は別れている（時系列がバラバラだったのでうろ覚えだがまだ別れてないのかも）のだが、そこから付き合ってラブラブだった頃や、どう出会ったのかが思い出としつ描かれる。
んー、でも面白かったかと言われると微妙か。ラブラブな描写が多過ぎて、微妙な関係の時の描写が少なかったというか。
あるにはあるんだが少な過ぎたというか。男女の関係的な話としては共感する部分もあり良かったんだが。恋愛映画としては普通だったかな。
オチというか現在に戻って幕引きなんだが、ちょっと笑ってしまった。なんで笑ったかは見てください。あと河合優美ってこんな背が高かったっけ。今まで高校生役ぐらいしか見てなかったから急に大人びた感じがして驚いたわ。
