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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のWMのレビュー・感想・評価

3.0
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公開おめでとーございます!!
本作はテレビ放送の中にあった15話をもとに再構築した映画となっています。
この話は後に映画化された三部作やマンガ化されたジ・オリジンからもカットされた、いわゆる失われた物語でもあります。
注意点としては、本作はジ・オリジン版に寄せて再構築されているので、テレビアニメの知識だと違和感が出ますね。
初めて映像化されたテレビアニメは1979年放送です。"昭和"に生まれたガンダムが"令和"に再び大地に立つ!!🥹🥹















やむを得ない理由で新米軍人や民間人を中心に組織された地球連邦軍《ホワイトベース隊》。彼らはとある無人島を調査する任務を与えられた。そこでは敵対するジオン軍の残敵がおり、友軍機のモビルスーツが撃破されるなどの被害も出ていた。ホワイトベース隊に所属する元民間人《アムロ・レイ》は、主力兵器モビルスーツ"ガンダム"に、同じく元民間人《カイ・シデン》は"ガンキャノン"に搭乗して任務にあたることになった。二人は分かれて調査を始め、《カイ》は"畑と子供たち"を見つける。《アムロ》はモビルスーツの足跡を発見したが、その先には何も無かった。だかその時、背後から謎のモビルスーツ"ザク"が迫っていた……!!














うーん、なかなか難しい評価ですね😑😑
作品としては間違いなくガンダムとして楽しめる物語だったんですが、いかんせん長く感じました。102分だったけど70分ぐらいになったのでは?って感じです。ちょっと登場人物が多い割にあまり良いところが無い……。
モビルスーツを多めに出したのはプラモデルとがを売るためなのかな、と邪推してしまいました🤐🌀
ドアンと子供達、アムロ、敵が3人位で話を回せたような気もします。
あと個人的に生活感が薄いのが気になりました。畑が畑なのか?とかエネルギー問題とか資源はどうしてるのか、とか……。まぁ、一年戦争とか言われているから、劇中ではそんなに時間経ってないのかもですね。勝手にポツンと一軒家を想像したのが悪かった🙄🙄🙄そういう演出って、富野監督とか上手なんだなって思いました。
各登場人物の成長が目立たないのもちょっとマイナスです。ドアンの葛藤や過去を振り払うところがわかりにくいから感情移入が難しい。あと、「アムロ働け」って思いました🤭



あとは良いところ!!!
キャラクターの動きや表情が良いっ🤣
お芝居をしてる感じが生き生きとしててとても豊かでした。人間の動きや感情を表現するのが監督独特の演出なのか、他に無い感じです。
モビルスーツがCGで描かれていますが、違和感なく観れました🤖機械やロボットをアニメにしようとすると線が多くて動かすのが大変です。いわゆる"作画崩壊"につながる要因ですが、CGならその心配もありません。技術の進歩は素晴らしい🥳🥳
キャストも違和感が無くて良かった。オリジナルの方はもちろん、鬼籍に入られた方の後継としても受け入れられる良さでした。ブライトさん、セイラさん、マ・クベさん……特徴のある声でしたが、とても安心して観れました。

ぜひ、他の話も展開していって欲しいものです!!
願わくば各エピソードを70分ぐらいのOVAとかで7部作とか!(ジ・オリジンやユニコーン方式)
必ずファンがついてくるものですから、お待ちしています😀😀😀


それまで、「君は生き延びることができるか!!」
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