松原慶太

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島の松原慶太のレビュー・感想・評価

2.5
うーむ...。まぁ安彦さんの漫画版は大傑作だと思っているのですが、アニメ版オリジン系列は、どうも二次創作感がただようなぁ。

まず言っておくとモビルスーツのCG描写は迫力があった。たしかに進化してる。しかしそれ以外はコレじゃない感が強い。

いちばん大きいのは、ククルス・ドアンの設定(彼がジオンを抜け、子供たちの面倒をみているのは、彼自身が子供たちの親を殺してしまったから)がなくなっており、たんなる「優しいおじさん」になっちゃってるとこ。そこぼやかしてどうするの。

あと細かい点を列挙していけば、

時系列いじってわざわざスレッガー登場させてるのに、たんなるコメディ・リリーフに過ぎないとか。

地上戦用ザクごときにWB部隊が大苦戦するのも違和感ある。ガンキャノン2体とも大破してるじゃん。

声優陣を変更しているのはやむを得ない部分もあり、またかえってオリジナルよりよくなっている(セイラさん)部分もあるけど、フラウ・ボウは鵜飼さんがよかったなーとか。

1st世代だから気になるのかなー。
松原慶太

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