まあちん

アメリカン・アンダードッグのまあちんのレビュー・感想・評価

4.4
2023年 53本目

なんとなくチョイス。タイトルさえ初めて見る。
当然、情報なく鑑賞。
駄目ならさわりだけで、良くても半分だな…と見始めれば面白くて止められなくなり完走。
何気に見てみて大収穫の拾い物。

「運命は劣勢な人間(アンダードッグ)に味方する」

まさにアメリカンドリームの物語(実話)で、演出、脚本も良く出来ている。
やっぱり人間がきちんと描けている作品は心が揺さぶられるし、
そこにはちゃんとしたドラマがあってこそ。

主人公の持つ広く深い心には感動しかないっすわ。
ベタで陳腐かもしれない言い方だけど「愛」がまずあるんだわね。
主人公を演じるザカリー・リーバイの笑顔と溢れる優しさ、と肉体。
ちょい役だけどデニス・クエイドが言うから説得力がある台詞。

アメリカンフットボールは全然分からないけど、アメリカ人にとってのアメフトの立ち位置は、これまで見てきた映画で何となく分かっているつもり。
その最高峰のスーパーボウルでもMVPに選ばれた。とエンドロールで。
お金がなく生活の為にスーパーのバイト迄落ちた人がだ。
子供も7人!と出てきてビックリするが、劇中で見てきた彼らなら
良い家族になっていくのだろうなぁ。

とても良い気持ちで見終える作品。最高。
まあちん

まあちん