セリフが少なく説明的な部分もなくてやや眠くなったが、トヨエツ演じる主人公の感じてた孤独はわかるような気がする。幼い頃から身体の違和感に悩んでいたのにそれを打ち明ける相手もおらず、父親は浮気して出て行くわ、母親はおそらく自殺するわで、古い廃病院に一人暮らし。そこで自分とそっくりのアンドロイドを作って心の安らぎを得るが、関わってくる外部のやつがクソすぎた。世間的には主人公のほうが変人なんだけど(確かにそういう面もある)、見てたらむしろ本田博太郎演じる上司や安藤政信演じる腹違いの弟のほうが異常に見える。勝手に研究室に入ってあれこれ触るか？ キモいからっていきなりアンドロイドの首切るか？ 最後の場面はよくわからないんだけど、あれは修繕していったということ？ そもそもあの女の子、進行上ほとんど意味なくないか？ 孤独仲間ということだろうけど。
